ハーブフロル軸対面
1.はじめに
初めましての方は初めまして、彩雀(さいじゃく)です
シーズン13にて最終662位(レート1936)、瞬間最高レート1975を達成したので構築記事を書かせて頂きます。至らない部分などあると思いますが最後まで読んで頂けたら幸いです
以下、最終順位とレート
2.構築経緯
中盤にレート1800から5桁まで溶かしていたこと、構築が迷走していたこともありあまりモチベが無かったので、とりあえず新技を習得したポケモンの中から初見殺しが出来そうなポケモンを探したところ、当時誰も使っておらず初見殺し性能が高そうな「メテオビーム」キラフロルという神ポケ(当社比)を見つけたので軸とした
フロルカイリューラオスという並びがあるとどこかで聞いたことがあったのでカイリューとウーラオスを採用。キラフロルにテラスタルを切ることが多くなると想定しカイリューはテラスに依存しないじゃくてんほけん型で採用。試運転した際に初手に特殊型のイーユイやガチグマ(アカツキ)が投げられることが多かったので彼らに強く使用率上位軒並みに対面で強いとつげきチョッキ型ウーラオスを採用した
前期から使っていて単体で受け構築にかなり強い「わるだくみ」と「サイコショック」を搭載したサーフゴーを続投
ここまでかなり対面寄りになったので対面性能の高いポケモンを採用したかったので以前から気になっていた「あまえる」と「いたみわけ」を搭載した最速ハバタクカミを採用
ラスト一枠は最後まで迷走したが、初手にキラフロルを出してウーラオスを出されていた際テラスタル読み行動(かくとう技・こおり技・とんぼがえり)やきあいのたすき型がかなりキツかったのでその解答として、他の使用率上位にもある程度抗えるゴツゴツメット型HABマリルリを採用
以上の流れで最終的な6匹が決定した
3.個体紹介
1.キラフロル
性格:ひかえめ
テラスタイプ:くさ
持ち物:パワフルハーブ
技構成:メテオビーム、だいちのちから、エナジーボール、パワージェム
調整:H4、C252、S252
実数値:159-×-110-200-101-138
構築の組み始めになったオモダカさん。
本格的に使ったのは初めてだったが、何もせずに「どくびし」を撒ける点が優秀
で、数値も絶妙だと感じた(エアプ並の感想)
メテオビーム型にして良かったと思った点は主にカイリューとの対面でかなり強
く出れた点とディンルーとの対面で「メテオビーム」からの何かで押し切れるた
点
使っていて感じたことはキラフロルのくさテラスは9割方読まれるので不利対面
でもテラスタルを切らずに強気なプレイングを心がけた方が強いということ。特
にガチグマ(アカツキ)やランドロスとの対面がその傾向が強かったように思っ
た。シーズン途中までは彼らとの対面でテラスを切って前者には「ブラットムー
ン」、後者には「とんぼがえり」での交代や「ステルスロック」、「がんせきふ
うじ」などでの様子見をされたのでテラスタルを切らない方向性に変えたところ
多少勝率が上がった。更に言えばキラフロルは初手から出すことが多かったので
裏にテラスタルを残せる情報面でのアドバンテージも大きかった。(キラフロル
やドヒドイデなどどくびしを巻いてくるポケモンがいる構築に対しては裏から出
すこともあった。)
採用当初は素早さ無振りにしてトリックルーム型のミミッキュと組み合わせてい
たがそこまでの破壊力は無くガチグマ(アカツキ)にタダ乗りされることも多か
ったので準速にして単体運用に切り替えた。素早さに割くことで遅いオーガポン
やウーラオスに勝てることも増えたので良い選択だったと思っている
周りからはおもちゃだと言われたが、個人的には他の型だったらなと感じる場面
はあったもののカイリューやディンルーとの対面をはじめ、この型で良かったと
感じる場面も多かったので悪くなかったと感じている
2.カイリュー
性格:いじっぱり
テラスタイプ:じめん
持ち物:じゃくてんほけん
調整:H196、A252、S60
調整意図:H→16n-1
:A→特化
:S→遅いサーフゴー意識
実数値:191-204-115-×-120-108
言わずと知れたカイリュー枠。
採用当初はガチグマ(アカツキ)などにも強いみずテラスの「なみのり」採用の
両刀型で運用していたがじゃくてんほけん発動後の「しんそく」や「アクアジェ
ット」の火力が低いこと、構築全体としてゴツゴツメット型のサーフゴーが重か
ったことから現在の型に落ち着いた
じめんテラスの利点は以下の通り
①こおりを4倍弱点から2倍弱点へと軽減できるため弱点保険を多少発動させやす
くなる
②でんじはやボルトチェンジの一貫を切ることが出来る
③「じしん」の威力の底上げ
「つばめがえし」を採用することでテラスを切らずにオーガポンやウーラオスに
安定した打点を持てるのは偉かった
「アクアジェット」を採用することでじゃくてんほけん発動で一匹持って行った
後ハバタクカミや「しんそく」読みでゴーストテラスを切ってきた相手に削る
ことが出来たので個人的には強かったと思う(HP1のパオジアンに投げてゴース
トテラスを切らせた時の快感は忘れられない)
3.ウーラオス(れんげきのすがた)
性格:いじっぱり
テラスタイプ:みず
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:すいりゅうれんだ、ドレインパンチ、アイススピナー、アクアジェット
調整:H252、A252、D4?(端数覚えていない)
対面最強枠その1ことイケメンクマさん
採用理由は先に書いたとおりで、型としてもテンプレよりな為あまり書くことが無
いがぶつり技もとくしゅ技も基本一発は耐えられて、火力も申し分無い非常に強い
ポケモンであった
今までほとんど使ったことが無かったのでよけいにそう感じた
4.マリルリ
性格:いじっぱり
テラスタイプ:ほのお
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:アクアブレイク、じゃれつく、はたきおとす、アクアジェット
調整: H124 A252 B108 D4 S20
調整意図:H→16n-1
:A→特化
:B→ぶつりを重視して受けたかったので多めに割いた
:D→端数
:S→ガチグマ(アカツキ)やテツノカイナ意識
実数値:191-112-114-72-101-73
構築の最後のピースとなった水兎
採用時期の関係でほとんど使うことは無かったがそれでも使用率相応の強さだと感
じた
動きとしては初手のキラフロルとウーラオスの対面で受けだしして通りのいい技を
打つだけであった
テラスタイプに関しては相性補完的に考えてほのおで採用したが、オーガポンの
「ウッドホーン」やハバタクカミの「ムーンフォース」などを半減に抑えられる点で
とても優秀だった
「はたきおとす」は終盤多く当たったイダイトウに気持ち強く出るために採用した
が、マリルリ採用後にほぼ当たらなかったので諸説。他の候補としてハッサム意識の
「テラバースト」や壁展開意識の「かわらわり」があった
5.ハバタクカミ
性格:おくびょう
テラスタイプ:ほのお
持ち物:ブーストエナジー
技構成:あまえる、いたみわけ、ムーンフォース、マジカルフレイム
調整:H20、B236、S252
調整意図:H→奇数
:B→あまり
:S→最速
対面最強枠その2
「あまえる」「マジカルフレイム」で火力を削ぎ、「いたみわけ」で体力を調整し
「ムーンフォース」で落とす動きが安定して強かった
でんじはなどで素早さが下がってもある程度のポケモンを取れるのは非常に偉かっ
た
ハッサムへの打点を意識してほのおテラスで採用し、ハバタクカミミラーになった
際「ムーンフォース」を半減できる点は優秀であったが、ウーラオスの「すいりゅ
うれんだ」が抜群になってしまう点が弱かった
6.サーフゴー
前期からの続投のため個体情報は割愛。以下前期構築記事
【S12最終946位(R1919)】勇猛精進サルツキルカリオ - saijakupoke’s blog
受け構築の他、サケブシッポやオーロンゲ始動の構築に対し初手に出していた
技構成に関してはヘイラッシャを崩すために「10まんボルト」が欲しいと感じる場面
が多々あった。変えるとしたら「シャドーボール」だがオーガポン(かまど)に対し
て安定した打点が無くなるので諸説
4.選出
キラフロルが刺さっている場合→キラフロル・マリルリ・@
受け構築→サーフゴー・キラフロル(どくびし回収のため)・@
展開構築→サーフゴー・ハバタクカミ(積みエースに対し上から「あまえる」or「マ
ジカルフレイム」を打つことで切り返せるため)・@
それ以外→サーフゴー以外から刺さっているポケモン3匹
5.重かったポケモン
1.フェアリーテラスの受けカイリュー→即降参
2.でんきテラスのクリアチャームカイリュー→上に同じ
3.トリックルーム+ガチグマ(アカツキ)→サケブシッポの「ミストバースト」にカ
イリューをあわせてじゃくてんほけん発動→ガチグマをしんそくで削って体力満タ
ンのウーラオスが残ってたらなんとか...という感じ(ほぼ無理)
4.イダイトウ→マリルリ以外無理
6.レンタルパーティ
使うことは無いと思いますが...
7.最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました
何かあれば彩雀(@pokemonn_ray)までお願いします