【S18瞬間R1985】受けル偽装メテビダイナ

 1.はじめに

  初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。彩雀(さいじゃく)です。

  今回はシーズン18にて瞬間ではありますが自己最高レートを更新できたので備忘録として構築記事を書くことにしました。自己満足的な内容で需要が伴うかわかりませんが最後まで読んで頂けたら幸いです

  シーズン中盤にも関わらず構築を供養することにしたのは、後述しますがコンセプト上再戦に弱く仮にシーズン終盤に上位を目指すことになった場合も使わないだろうと考えたからです

 

 以下証拠画像

 

 ※二つの画像で対戦数違うのは、一つ目のスクショを撮った後当たったお相手さんが少し順位帯が離れた方だったので順位が変わってないってだけです

 

画像

 

 

 2.構築経緯

  前提として筆者はレギュレーションFでは成績が振るわなくランクマのモチベが低下気味だったのでレギュレーションGでは自分の使いたいポケモンや構築(具体的に言えばあまり使われていないが可能性のありそうなもの)を使おうと考えていました

 

  そのように考えていたところ以下のポストを目にし、以前から一度本格的に考察してみたいと考えていた受けル偽装を考察することにした(ポストのリンクは無断掲載のため、問題があれば削除致します)

 https://x.com/orion_poke/status/1787343034621030869

 

  まずこの構築のポケモンは現環境においては低速中火力に分類される子が多いように見受けられたので、アタッカーとして運用するためには火力に努力値を振った上で何かしらの手段(努力値振りorとくせいor持ち物)で行動保証を持たせる必要があると考えた

  そこで最初に軸として考えたのは起点作成型グライオン+メテオビームムゲンダイナ+HDタラプのろいねむねごヘイラッシャという並びである。

  (この6匹の中で最もパワーが出て勝ち筋になり得るメテビダイナとそれをステロとがんぷうでサポートできるグライ、メタモン対策にもなり単体で詰ませ性能の高いHDタラプラッシャという流れで採用)

  当初はこの3匹にCDチョッキハピナス、ASイバンクレベース、CSスカーフサーフゴーを加えて対戦した

 

  そうしたところ以下の発見を得られた

  1.殆どの試合でムゲンダイナ、ヘイラッシャ、クレベースを選出

  2.初見殺しにより数的有利を取ってから詰ませる動きが強い

  3.ヘイラッシャを選出できず、ムゲンダイナも上から殴られるミライドン軸(特に取り巻きにテツノツツミ、パオジアンなどがいる構築)に対する勝率が著しく低い

 

  そこで試行錯誤した後以下のような変更となった

  1.グライを詰ませ性能の高いまもみが型に変更

  2.ハピをミライドン軸に対して抗えるしっぽトリック型に変更(詳しくは後述)

  3.サーフゴーをストッパーになり得るたすきでんじは型に変更

  画像

 3.個体紹介

  1.ムゲンダイナ

    性格:ひかえめ

    テラスタイプ:フェアリー

    持ち物:パワフルハーブ

    技構成:メテオビーム、ダイマックスほう、ヘドロばくだんかえんほうしゃ

    調整:C252、D4、S252

   本構築の禁伝枠。

   以前から考慮されないメテオビーム使いの荒らし性能はかなり高いと考えていたためこの型での採用となった

   技構成はコンセプトのメテオビーム、一致技二つ(どくわざはどくによるたすき貫通が活きる場面が多いと考えばくだん採用)、ヒードラン以外のはがねタイプへの安定打点になり得るかえんほうしゃとした

   テラスタイプはコライドンやミライドンの高火力ドラゴン技を無効化できるフェアリー(黒バドレックスに抗えるノーマルやあくも候補?)

   禁止伝説なだけあって数値は高く耐久無振りでもかなり硬かった

   準速でも最速オーガポンなどを抜けている点もかなり偉かったと感じた

   どくどくを無効化するために後投げされたキョジオーンなどをメテオビームを絡めて破壊するなど相手の想定外の火力を押しつけられる点が非常に優秀だった

   体感選出率1位

  

  2.ハピナス

   性格:おだやか

   持ち物:こうこうのしっぽ

   テラスタイプ:フェアリー

   技構成:トリック、ステルスロックれいとうビーム、かみなり

   調整:H52 B252 D204(H:16n-1、あまりBD)

   本構築の地雷枠兼起点作成要員

   先述の通りミライドン軸に対する勝率が低く、初手ミライドン読みでハピナスを初手置きしたとしてもとんぼがえり(ボルトチェンジ)で対面操作をされてとてもキツく感じたので初手に投げられてミライドンと裏のポケモンに対して一貫して役割遂行できる型を探していたところこの型に行き着いた。具体的にはムゲンダイナよりも素早さが速い相手にしっぽを押しつけメテビ圏内まで削る動きが強かった。相手にこの型にしてから選出率が格段に上がったのでこの型が正解だと感じた。環境的にサーフゴーが減ってる点もおいかぜだと思われる(一度おんみつマントサーフゴーを後投げされて負けたのは内緒)

   技構成はコンセプトのトリックステロ、特性てんのめぐみを活かせミライドンに弱点を突けるれいとうビーム、同じく特性を活かせてミライドン軸に多く採用されているテツノツツミに弱点をつけるかみなりとした(10まんボルトでは無くかみなりを採用したのはカイオーガ軸に対しても選出していたため)

   テラスタイプはムゲンダイナと同じ理由でフェアリー(弱点のかくとうを半減にできる点も良い)(当初はフェアリーテラスとグライオンでミライドンの一貫を切るということも考えていた)

   物理耐久は低いと思っていたがテラス無しのパオジアンのハチマキかみくだくやたすきのせいけん程度なら耐えられるのでかなり硬かった

   余談だがてんのめぐみれいとうビームの凍り率が数字以上でこれに何度も救われたことがあった。

   体感選出率4位

 

  3.ヘイラッシャ

   性格:なまいき

   持ち物:タラプのみ

   テラスタイプ:フェアリー

   技構成:アクアブレイク、のろい、ねむる、ねごと

   調整意図:H252、B4、D252(S1個体)

   本構築の詰ませ要員①

   とある実況者さんの型をパk...参考にした

   耐久値が中途半端ではないかと考えていたが全然そんなことは無くシルクのスカーフ以外のアカツキやメガネ以外のハバカミには後投げできていた

   Sを下げた意図としてはトリル下で最遅白バドの上からのろいを積みたいということがある

   のろいを積んだり、アクアブレイクを打てるような余裕がある場面ではねむねご運ゲに持ち込まずに立ち回ることを意識していた

   体感選出率3位

 

  4.クレベース

   性格:いじっぱり

   持ち物:イバンのみ

   テラスタイプ:ノーマル

   技構成:つららおとし、ヘビーボンバー、かみくだく、じしん

   調整意図:H4、A252、S252

   本構築の荒らし枠兼ストッパー枠①

   広い技範囲が考慮されないかつ数値がある程度高いので初手の荒らし性能は高かった。噛み合い次第では2縦3縦することも多々あった

  技構成は一致技のつららおとし、ハバカミや各種フェアリーテラスの対策になりうるヘビーボンバー(諸説)、黒バドを破壊できるかみくだく、イーユイなどを見れるじしんとした。ホウオウに気持ち強くなれるいわわざやイバンのみを確実に発動させるためのこらえるなど候補技はたくさんあった

  テラスタイプはアストラルビットを無効化できるノーマルにしたがサイコキネシスやかくとうテラバーストなどが普通にキツいのでなんでもいい感はあった

  調整についてはがんじょうに依存せず行動できるHA振りと迷ったが、振ってないアカツキなどを抜けるのが優秀だと考え準速にした

  体感選出率2位

 5.グライオン

  性格:ようき

  持ち物:どくどくだま

  テラスタイプ:ゴースト

  技構成:まもる、みがわり、こわいかお、ちょうはつ

  調整: H212 B44 S252(H:8n+1、S:最速、B:あまり)

  本構築の詰ませ要員②

  数的有利を取った後にまもるみがわりでひたすら時間を稼いで勝つという動きをしたかったのでこの二つは確定で残りは以下のものを試した

  ①どくどく・じしん(テンプレ)

  ②すなじごく・ちょうはつ(受け系統に強く嵌め性能が高い)

  ③こわいかお・ちょうはつ(上からのまもみがに特化、ついでにダイナのサポートも可)

  結論から言えば筆者がグライオンを使い慣れておらず出し所がわからなかったかつ出しても先述の通りまもるみがわりでの時間稼ぎという使い方しかしなかったためどれでも変わらない感はあった。ただ①に関してはハピのかみなり麻痺やサーフゴーのでんじはとアンチシナジーなので無し寄りだと考えた

  テラスタイプに関しては耐性を変化させつつしんそくを防ぐことができるゴーストとした。ただ改めて考えてみるとスケイルショットを半減できるはがねでいいがそもそもテラスを切る優先度が低いためあまり気にしなかった

 

 6.サーフゴー

  性格:ひかえめ

  持ち物:きあいのタスキ

  テラスタイプ:ノーマル

  技構成:シャドーボールマジカルシャイン、パワージェム、でんじは

  調整:H100 B76 C252 D4 S76(H:16n-1、C:特化、S:でんじは込みで最速黒バド抜き・微振り90族意識、B:あまり)

  本構築のストッパー枠②

  技構成は一致技かつハバカミや黒バドに弱点をつける安定打点のシャドーボール、ほぼコライドンピンポイントなマジカルシャイン、ホウオウ意識のパワージェム、ムゲンダイナなどのサポートになるでんじはとした。マジカルシャインに関しては刺さる場面がかなり多かったがパワージェムはホウオウを押し切れなかったので諸説だと思った。候補としてはフェアリーテラスを切った相手に対して強くなるゴールドラッシュ・ラスターカノンだと思った

  テラスタイプはクレベースと同じくアストラルビットを無効化できるノーマルを採用したがこちらは素のタイプ的にエスパー技をはじめとする他の打点を誘いにくい点で活きやすかったと感じた。ただ相手にテラスを切ってめいそうをされたり、テラス関係無しにみがわりで様子見をされると崩れるのでテラスを切ること自体あまり強い動きではないように感じた。(そもそもタスキで行動保証ありますしね)

  調整に関しては、特化ウーラオスのテラスすいりゅうれんだ程度は耐えられるものになっておりたすきが潰れてもある程度の行動保証はある

  グライオンと同じく使い慣れていないのでエアプ並の感想しか出てこないがキノコのほうしなど変化技を無効化できる特性がとてつもなく優秀だと感じた

 

 4.選出

  基本選出(対コライドン、テラパゴス、ホウオウ、ムゲンダイナetc)

  :ムゲンダイナ、ヘイラッシャ、クレベース

  ※先発はコライドン軸やキラフロル始動のテラパゴス軸はクレベース、ホウオウ軸やムゲンダイナ軸など受けよりな軸に対してはムゲンダイナなことが多かった

  対ミライドン・カイオーガハピナス、ムゲンダイナ、クレベース

  対黒バド:クレベース、サーフゴー、ムゲンダイナ

  ※技範囲が広いクレベースを先発にすることが多かった

  グライオンが刺さりそうな時:ムゲンダイナ、グライオン、ヘイラッシャ

 

 5.重かったポケモン/事象

  ①ディンルー(特にまきびしねむる型)→クレベースで削ってダイナ圏内に入れる動きをすることが多かったがねむるがあるとかなりキツかった

  ②カバルドン→ディンルーと同じ方法で処理していたが特殊耐久が低めという点ではディンルーより突破しやすく、ステロあくびループに嵌められやすいという点ではディンルーより厄介だと感じた

  ③ママンボウ絡みのサイクル(特にママンエルフ)→筆者が下手なのもありほぼ勝てた試しが無い

  ④キョジオーン→おそらくムゲンダイナでしか勝てない

  ⑤再戦(型バレ)→ダイナやクレベの型がバレてたらほぼ勝てない(偽装構築の宿命)

 6.最後に

  まずはここまで読んで頂きありがとうございます。

  受けル偽装構築は使ってて楽しかった構築なのでこの構築を使って自己最高レートを更新できたことはとても嬉しいです(単なる自己満足)

  この構築を考察して感じたことをまとめようとしたのですが筆者の日本語力・文章力が低すぎて上手くまとまらなかったので余談という形で下に記しておきました  

 

 7.余談 

  (※構築経緯の内容と被る部分があります。予めご了承ください)

   至極当然のことではあるが受けル偽装構築は本来受けで使う低速高耐久中・低火力の子の耐久を削り火力に振って使うということになるので低速中耐久中火力となることが多くなる。そのため、自分の想定した勝ち筋を通すことが強いが、相手に流れを作られるとすぐに負けに直結するため上位帯で勝つことを意識した構築としては最善とは言えず趣味構築の域を出ないように感じた

   ただ構築全体として明確な勝ち筋を用意できればかなり勝てるということも事実で、その傾向が他の構築に比べ顕著であると感じた。(本構築であればダイナやクレベで数的有利を取った後、ラッシャやグライで詰ませる勝ち筋)これは恐らく自分の想定する勝ち筋と相手視点で想定される勝ち筋が異なるためそのようになる。(明確な勝ち筋を用意するという点ではバトン構築に近いか?)

   結論としては偽装構築は趣味構築の域を出ないものの、明確な勝ち筋を用意することの大切さ・楽しさを学べる構築であると感じた。あとレート1600~1800程度まではスムーズに上がれる構築であったのでレート上げに適している構築の一つでもある。(無限に降参・切断されるのでそこだけは注意)

ハーブフロル軸対面

1.はじめに

 

初めましての方は初めまして、彩雀(さいじゃく)です

 

シーズン13にて最終662位(レート1936)、瞬間最高レート1975を達成したので構築記事を書かせて頂きます。至らない部分などあると思いますが最後まで読んで頂けたら幸いです

 

以下、最終順位とレート

 

 画像

 

 


2.構築経緯

 

中盤にレート1800から5桁まで溶かしていたこと、構築が迷走していたこともありあまりモチベが無かったので、とりあえず新技を習得したポケモンの中から初見殺しが出来そうなポケモンを探したところ、当時誰も使っておらず初見殺し性能が高そうな「メテオビーム」キラフロルという神ポケ(当社比)を見つけたので軸とした

 

ロルカイリューラオスという並びがあるとどこかで聞いたことがあったのでカイリューとウーラオスを採用。キラフロルにテラスタルを切ることが多くなると想定しカイリューはテラスに依存しないじゃくてんほけん型で採用。試運転した際に初手に特殊型のイーユイやガチグマ(アカツキ)が投げられることが多かったので彼らに強く使用率上位軒並みに対面で強いとつげきチョッキ型ウーラオスを採用した

 

前期から使っていて単体で受け構築にかなり強い「わるだくみ」と「サイコショック」を搭載したサーフゴーを続投

 

ここまでかなり対面寄りになったので対面性能の高いポケモンを採用したかったので以前から気になっていた「あまえる」と「いたみわけ」を搭載した最速ハバタクカミを採用

 

ラスト一枠は最後まで迷走したが、初手にキラフロルを出してウーラオスを出されていた際テラスタル読み行動(かくとう技・こおり技・とんぼがえり)やきあいのたすき型がかなりキツかったのでその解答として、他の使用率上位にもある程度抗えるゴツゴツメット型HABマリルリを採用

 

以上の流れで最終的な6匹が決定した

 

3.個体紹介

 

 1.キラフロル

   性格:ひかえめ

   テラスタイプ:くさ

   持ち物:パワフルハーブ

   技構成:メテオビーム、だいちのちから、エナジーボール、パワージェム

   調整:H4、C252、S252

   実数値:159-×-110-200-101-138

   構築の組み始めになったオモダカさん。

   本格的に使ったのは初めてだったが、何もせずに「どくびし」を撒ける点が優秀

   で、数値も絶妙だと感じた(エアプ並の感想)

   メテオビーム型にして良かったと思った点は主にカイリューとの対面でかなり強

   く出れた点とディンルーとの対面で「メテオビーム」からの何かで押し切れるた

   点

   使っていて感じたことはキラフロルのくさテラスは9割方読まれるので不利対面

   でもテラスタルを切らずに強気なプレイングを心がけた方が強いということ。特

   にガチグマ(アカツキ)やランドロスとの対面がその傾向が強かったように思っ

   た。シーズン途中までは彼らとの対面でテラスを切って前者には「ブラットムー

   ン」、後者には「とんぼがえり」での交代や「ステルスロック」、「がんせきふ

   うじ」などでの様子見をされたのでテラスタルを切らない方向性に変えたところ

   多少勝率が上がった。更に言えばキラフロルは初手から出すことが多かったので

   裏にテラスタルを残せる情報面でのアドバンテージも大きかった。(キラフロル

   やドヒドイデなどどくびしを巻いてくるポケモンがいる構築に対しては裏から出

   すこともあった。)

   採用当初は素早さ無振りにしてトリックルーム型のミミッキュと組み合わせてい

   たがそこまでの破壊力は無くガチグマ(アカツキ)にタダ乗りされることも多か

   ったので準速にして単体運用に切り替えた。素早さに割くことで遅いオーガポン

   やウーラオスに勝てることも増えたので良い選択だったと思っている

   周りからはおもちゃだと言われたが、個人的には他の型だったらなと感じる場面  

   はあったもののカイリューやディンルーとの対面をはじめ、この型で良かったと

   感じる場面も多かったので悪くなかったと感じている

 

 2.カイリュー

   性格:いじっぱり

   テラスタイプ:じめん

   持ち物:じゃくてんほけん

   技構成:つばめがえし、じしん、しんそくアクアジェット

   調整:H196、A252、S60

    調整意図:H→16n-1

        :A→特化

        :S→遅いサーフゴー意識

   実数値:191-204-115-×-120-108

   言わずと知れたカイリュー枠。

   採用当初はガチグマ(アカツキ)などにも強いみずテラスの「なみのり」採用の

   両刀型で運用していたがじゃくてんほけん発動後の「しんそく」や「アクアジェ

   ット」の火力が低いこと、構築全体としてゴツゴツメット型のサーフゴーが重か

   ったことから現在の型に落ち着いた

   じめんテラスの利点は以下の通り

   ①こおりを4倍弱点から2倍弱点へと軽減できるため弱点保険を多少発動させやす

    くなる

   ②でんじはやボルトチェンジの一貫を切ることが出来る

   ③「じしん」の威力の底上げ

   「つばめがえし」を採用することでテラスを切らずにオーガポンやウーラオス

   安定した打点を持てるのは偉かった

   「アクアジェット」を採用することでじゃくてんほけん発動で一匹持って行った

   後ハバタクカミや「しんそく」読みでゴーストテラスを切ってきた相手に削る

   ことが出来たので個人的には強かったと思う(HP1のパオジアンに投げてゴース

   トテラスを切らせた時の快感は忘れられない)

 

 3.ウーラオス(れんげきのすがた)

  性格:いじっぱり

  テラスタイプ:みず

  持ち物:とつげきチョッキ

  技構成:すいりゅうれんだ、ドレインパンチ、アイススピナー、アクアジェット

  調整:H252、A252、D4?(端数覚えていない)

  対面最強枠その1ことイケメンクマさん

  採用理由は先に書いたとおりで、型としてもテンプレよりな為あまり書くことが無 

  いがぶつり技もとくしゅ技も基本一発は耐えられて、火力も申し分無い非常に強い

  ポケモンであった

  今までほとんど使ったことが無かったのでよけいにそう感じた

 

 4.マリルリ

  性格:いじっぱり

  テラスタイプ:ほのお

  持ち物:ゴツゴツメット

  技構成:アクアブレイク、じゃれつく、はたきおとす、アクアジェット

  調整: H124 A252 B108 D4 S20

  調整意図:H→16n-1

      :A→特化

      :B→ぶつりを重視して受けたかったので多めに割いた

      :D→端数

      :S→ガチグマ(アカツキ)やテツノカイナ意識

  実数値:191-112-114-72-101-73

  構築の最後のピースとなった水兎

  採用時期の関係でほとんど使うことは無かったがそれでも使用率相応の強さだと感 

  じた

  動きとしては初手のキラフロルとウーラオスの対面で受けだしして通りのいい技を

  打つだけであった

  テラスタイプに関しては相性補完的に考えてほのおで採用したが、オーガポンの

 「ウッドホーン」やハバタクカミの「ムーンフォース」などを半減に抑えられる点で

  とても優秀だった

 「はたきおとす」は終盤多く当たったイダイトウに気持ち強く出るために採用した

 が、マリルリ採用後にほぼ当たらなかったので諸説。他の候補としてハッサム意識の

 「テラバースト」や壁展開意識の「かわらわり」があった

 

 5.ハバタクカミ

  性格:おくびょう

  テラスタイプ:ほのお

  持ち物:ブーストエナジー

  技構成:あまえる、いたみわけ、ムーンフォース、マジカルフレイム

  調整:H20、B236、S252

   調整意図:H→奇数

       :B→あまり

       :S→最速

  対面最強枠その2

  「あまえる」「マジカルフレイム」で火力を削ぎ、「いたみわけ」で体力を調整し

  「ムーンフォース」で落とす動きが安定して強かった

  でんじはなどで素早さが下がってもある程度のポケモンを取れるのは非常に偉かっ

  た

  ハッサムへの打点を意識してほのおテラスで採用し、ハバタクカミミラーになった

  際「ムーンフォース」を半減できる点は優秀であったが、ウーラオスの「すいりゅ

  うれんだ」が抜群になってしまう点が弱かった

 

 6.サーフゴー

 

 前期からの続投のため個体情報は割愛。以下前期構築記事

 

【S12最終946位(R1919)】勇猛精進サルツキルカリオ - saijakupoke’s blog

 

 受け構築の他、サケブシッポやオーロンゲ始動の構築に対し初手に出していた

 技構成に関してはヘイラッシャを崩すために「10まんボルト」が欲しいと感じる場面

 が多々あった。変えるとしたら「シャドーボール」だがオーガポン(かまど)に対し

 て安定した打点が無くなるので諸説  

 

4.選出

 

 キラフロルが刺さっている場合→キラフロル・マリルリ・@

 受け構築→サーフゴー・キラフロル(どくびし回収のため)・@

 展開構築→サーフゴー・ハバタクカミ(積みエースに対し上から「あまえる」or「マ

      ジカルフレイム」を打つことで切り返せるため)・@

 それ以外→サーフゴー以外から刺さっているポケモン3匹

 

5.重かったポケモン 

 1.フェアリーテラスの受けカイリュー→即降参

 2.でんきテラスのクリアチャームカイリュー→上に同じ

 3.トリックルーム+ガチグマ(アカツキ)→サケブシッポの「ミストバースト」にカ

  イリューをあわせてじゃくてんほけん発動→ガチグマをしんそくで削って体力満タ

  ンのウーラオスが残ってたらなんとか...という感じ(ほぼ無理)

 4.イダイトウ→マリルリ以外無理

 

6.レンタルパーティ

 

 画像

使うことは無いと思いますが...

 

7.最後に

 

ここまで読んで頂きありがとうございました

何かあれば彩雀(@pokemonn_ray)までお願いします

【S12最終946位(R1919)】勇猛精進サルツキルカリオ

1.はじめに

 

初めましての方は初めまして、彩雀(さいじゃく)です

 

SV初の最終3桁、及び自己最終最高レートを大幅更新できたので構築記事を書かせて頂きます。久々の構築記事執筆になるので読みにくい部分などあると思いますが最後まで読んで頂けたら幸いです

 

以下、最終順位とレート

 

2.構築経緯

 

 少し前から愛用しており使用感が良いと感じていたルカリオと、ルカリオで勝てない 

 サーフゴーなどを対策可能なトドロクツキを軸とし、相手のカイリューのマルチスケ

 イルやパオジアンのきあいのタスキを潰すことができるステルスロック要員を合わせ

 て基本選出とした。ステルスロック要員にはヒスイウインディを採用した

 

 受けループやキノガッサなどに一方的に負けるのを防ぎたかったのでサーフゴーを採

 用

 

 一定数いるカバツキサフゴの並びに見せかけるためにカバルドンを採用

 

 初手にヒスイウインディを出してれんげきウーラオスと対面した際に引き先になれ

 て、どくびしを回収でき、一度きりではあるが無理矢理サイクルを回せるモロバレル

 を採用

 

 構築相談をした際にじめんの一貫があるという指摘を受けてルカリオカイリュー

 変更。しかしバレットパンチを採用していたルカリオを抜いたことで相手のハバタク

 カミがとてつもなく重くなったためカイリュールカリオに戻し、メインウェポンで

 あったもろはのずつきが命中不安で勝率が安定しなかったかつウーラオスを見た時点

 でモロバレルの選出が確定してしまうのが弱く感じたヒスイウインディをテラスタル

 込みで安定して動けるコノヨザルを採用

 

 この流れで最終的な6匹が決定した

 

 なおモロバレルに関してはコノヨザル加入後選出率が著しく下がりキラフロルやテツ

 ノドクガへの変更を検討したが考えがまとまらなかったのでモロバレルのまま潜り続

 けた

 

 なおコンセプトとしてはテラスタルに依存しない構築とすることを意識した

 

3.個体紹介

 

 1.ルカリオ

   性格:いじっぱり

   テラスタイプ:ノーマル

   持ち物:いのちのたま

   技構成:つるぎのまいインファイトバレットパンチしんそく

   調整:H236、A252、S20

   調整意図:HP→16n-1(やけど等の定数ダメ最小)

       :A→特化

       :S→あまり。

   実数値:175-178-90-121-90-113

   

   体感選出率8割~9割のイケメン枠

   ステルスロックを撒きつるぎのまいを積むことで何度も全抜きしてくれた

   HPに振ることである程度の耐久力は確保できるのでテラス込みで耐久型のランド

   ロスやオーガポンの攻撃を耐えて無理矢理つるぎのまいを積むことが出来るので

   きあいのタスキで無くても困る場面はそこまで無かった

   ただ不意のゴーストテラスにカモられたり、ハバタクカミ対策のはずなのに対面

   択になったりと立ち回りつらさを感じる部分もあった

 

2.カバルドン

 性格:いじっぱり

 テラスタイプ:はがね

 持ち物:とつげきチョッキ

 技構成:じしん、ヘビーボンバー、こおりのキバ、じわれ

 調整:H188、A252、D68

 調整意図:HP→16n-1

     :A→特化

     :D→あまり

 実数値:207-180-138-79-101-67

 

 体感選出率3割の自覚の塊

 じわれは6割以上命中させ、こおりのキバでのこおり確率も数値以上にあった

 もちろん自覚だけの運勝ち製造機という訳では無く、ハバタクカミを始めとして役割

 を持てるポケモンはそこそこいた

 チョッキディンルーとの差別化点は

  1. すなあらしの定数ダメによる削り、たべのこしの回復相殺を行える
  2. あくタイプの有無
  3. こおりのキバによってカイリューの起点にされにくく、ランドロスにもあらがえる

 モロバレルと同時選出してしまいこうごうせいの回復を妨げてしまうことも多々あっ

 たのでその点には注意

 

3.トドロクツキ

 

 性格:ようき

 テラスタイプ:ひこう

 持ち物:ブーストエナジー

 技構成:はねやすめ、りゅうのまい、はたきおとす、アクロバット

 調整:H84、A92、B204、D4、S124

 調整意図:H→16n-1

     :A→S-1

     :B→特化カイリューのテラスしんそく高乱数2耐え

     :D→あまり

     :S→最速ガブリアス抜き

 実数値:191-171-117-67-122-171

 

 ルカリオと並んで体感選出率8~9割だった安定して強い子

 ずっとフェアリーテラスにするか、ブーストエナジーでSの上がる型にするかなど

 色々迷ったが最後まで同じ調整で使い続けた

 りゅうのまいを積まないと火力が足りない感はあったがそこそこ優秀な耐久と耐性に

 より比較的安定して積むことができた

 ウーラオスやオーガポンとの対面でテラス択になるのが少し動きづらかった(特に後

 者)

 

4.サーフゴー

  性格:ひかえめ

  テラスタイプ:ひこう

  持ち物:おんみつマント

  技構成:わるだくみ、シャドーボール、ゴールドラッシュ、サイコショック

  調整:H100、B12、C252、D4、S140

  調整:H→16nー1

    :C→特化

    :S→グライオン意識でかなり速め

  実数値:175-58-117-203-112-122

 

  体感選出率3割の耐久ポケ破壊したいトッポの擬人化

  自分より遅いポケモンにはとことん強いがオーガポンやハバタクカミ、パオジアン

  など速いポケモンには勝てないという使用感だった

  C特化にすることでわるだくみに依存せずある程度の火力を出せる点で強かった

  受けループに採用されているハピナスを倒すためにサイコショックを採用したがじ

  こさいせいが欲しいと感じる場面もある程度あったのでサーフゴーの技スペもう一

  つ欲しい(本音)

 

5.コノヨザル

  性格:ようき

  テラスタイプ:でんき

  持ち物:オボンのみ

  技構成:ステルスロック、いのちがけ、ふんどのこぶし、がんせきふうじ

  調整:H252、A4、S252

  調整意図:H→いのちがけ意識で最高

      :S→最速

  実数値:217-136-100-63-110-156

 

  体感選出率9割のがんせきふうじ外さなければ強いおサルさん

  カイリューorパオジアン入り構築に対しては絶対選出

  基本選出

  細かい立ち回りは以下

  1. カイリュー、ブーストエナジー以外のハバタクカミ:テラスタルがんせきふうじ→ステルスロック でんじはケア、カイリュー対面はひこうテラスタルケアも兼ねている
  2. ブーストエナジーのハバタクカミ パターン①(初手ちょうはつ以外):テラスタルステルスロック→ふんどのこぶし
  3. ブーストエナジーのハバタクカミ パターン②(初手ちょうはつ):テラスタルステルスロック(ちょうはつで防がれる)→がんせきふうじ連打→ちょうはつ切れ後にステルスロック
  4. オーガポン(仮面不問)、ウーラオス(いちげき)、パオジアン:がんせきふうじ→ステルスロック
  5. サーフゴー:ステルスロック→ふんどのこぶし
  6. ガチグマ(アカツキ)、ウーラオス(れんげき)、ディンルー:ステルスロック→いのちがけ
  7. イーユイ:ステルスロック→がんせきふうじ 基本的にトドロクツキを裏に置いて起点にする

6.モロバレル

  性格:のんき

  テラスタイプ:みず

  持ち物:だっしゅつパック

  技構成:こうごうせい、リーフストーム、キノコのほうし、ヘドロばくだん

  調整:H236、B252、D20

  調整意図:H→3n+1(さいせいりょくの回復意識)

      :B→特化

      :S→最遅

  実数値:219-105-134-105-103-31

 

  体感選出率1割のベンチ温め要員

  がっつり耐久に振ったモロバレルを使うのはほぼ初めてだったがとても硬かった

  ウーラオス(いちげき)にも対応できるようにフェアリーテラスタルにしても良か

  ったかもしれない

  一般的な型かつあんまり出していないので特段書くことが無い

 

3.選出

 基本:コノヨザル、トドロクツキ、ルカリオ

 対受け構築:コノヨザル、サーフゴー、カバルドン

 

4.立ち回り

 

 基本選出をした場合、初手のコノヨザルの行動保証やルカリオしんそくのリーチを

 伸すためにテラスタルを切ることが多く逆にトドロクツキはあく・ドラゴンタイプの

 耐性を活かしてイーユイやサーフゴー対面でりゅうのまいを積む立ち回りをすること

 が多かったので無闇にテラスを切らないように心がけていた

 

5.重かったポケモン

 

  1. フェアリーテラスのぶつり受けカイリュー→即降参案件
  2. ゴーストテラスパオジアン→9割方降参(コノヨザルがバレットパンチ圏内まで削ってくれたら勝てる)
  3. キョジオーン→初手以外基本勝てない 

 

6.レンタルパ

 

 需要があるかはわかりませんがレンタルID公開しておきます

 

 画像

 

 

7.最後に

  最後まで読んで頂きありがとうございました。

  質問・指摘などあれば筆者のTwitter(@pokemonn_rayまたは@botti_pm_alone)の

       DMまでお願い致します